teinenchallenge’s blog

普通のサラリーマンが充実した定年後を目指します

開花確認

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靖国神社神池庭園

 

本日の目的

靖国神社の桜開花確認
千鳥ヶ淵への分水嶺確認


ルート 四ツ谷駅市ヶ谷駅~東郷公園~千鳥ヶ淵緑道~靖国神社~九段下~日本橋川沿いを遡上して三崎橋~四ツ谷

 

今回は「水が教えてくれる東京の微地形の秘密」という本で地形を確認して散歩。

古代に東郷公園の辺りから千鳥ヶ淵に向かって流れていたという小川跡を歩きました。
本のP52にのっています。
言われてみれば確かに谷筋になっています。
地球が温暖化して東京が熱帯となり豪雨が発生したらこの辺は水浸しになるだろうと想像できる地形。

 

そこから千鳥ヶ淵緑道を歩くと所々に開花している。
向かいの北の丸公園の土手沿いにも花が見える。
来週には7分咲ではないでしょうか。
そのまま靖国神社へ。
神池庭園の辺りに行くとチラホラ咲いてます。
コロナ禍でも今回のコースは宴会をする場所がないため閉鎖されずに桜が見れます。
庭園や公園の花見だと閉鎖されていることがあります。

靖国神社と言えば戦没者の慰霊なので菊と桜のイメージですね、お土産に桜を閉じ込めたガラスや日本酒が売っていて購入意欲をそそりますが、散歩には重いので諦めます。

 

その後、九段下から三崎橋まで日本橋川を遡上します。
本のP56を見ると、江戸時代に神田川駿河台地掘削して付け替えた理由やルートが良くわかります。
大雨のたびに神保町辺りが水浸しになって城下に人が住めなかったのですね。

江戸時代に付け替えで1キロほど埋め立てた平川ですが、結局運河運輸のため三崎橋から日本橋川を開削したのですね。

明治の頃にはホテルメトロポリタンエドモントがある一角が飯田町駅といって新宿からの終点駅で、そこから日本橋川に移し替えて河運河で荷物を運んだんですね。

用地買収ができずに、やむなく外堀沿いに鉄道を敷いたが、御茶ノ水あたりは難工事であったため飯田橋止まりで東京まで鉄道が開通していなかったんですね。

ついでに小石川後楽園に行ったらやっぱりコロナで閉園してました。

外濠普請の1/7は伊達藩が担当して5700人の人足を動員したそうです。

とてつもない工事ですが、そのおかげで江戸200年の神保町あたりの洪水が防げたわけですし、今のJRや地下鉄があるのも外濠のあったおかげなんですね。

つまり今の東京の姿を作ったのは内堀や外濠工事だったことを再認識しました。