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「世界!ニッポン行きたい人応援団」

「世界!ニッポン行きたい人応援団」 2021年2月1日

何となくTVを見ていると、日本の文化に触れる外国人の番組をやっていた。

途中から視聴して最後までみていませんが、最近よくあるタイプの番組ですね。

ニッポンに住んで5年のエミリーさんは左官職人として技術を学ぶためにニッポン住んじゃった人だ。エミリーさんは日本語がとても上手で専門用語が混じった師匠の指示を理解して作業に取り掛かる。エミリーさんは2003年英語教師としてニッポンに来日し、帰国したもののニッポンの土壁の虜となり2016年に再来日し、京都府左官技能専修学院に入学したそうだ。

エミリーさんは自費でニッポンの土壁の本を2冊出版している。左官職人もしながら現在、大学院生としても勉学に励んでいるそうだ。ある日は女子左官職人で集まって女子会をしてイケメン左官職人の話などで盛り上がる。

土の家が大好きで、世界中の土の家を見て歩いたそうです。

京都の町を歩いていて、気になる土塀を見つけると1時間くらい土塀を見ています。

時間を忘れて熱中できることがあるのは、自分の人生を生きている感じがする。

 

仕事というより土の建築物が本当に好きなんですね!

家賃5万円の狭いワンルームに畳を敷いて住んでいます。

 

左官には2級~特級までの国家資格があるようですが、エミリーは現在2級で1級をめざしています。

1級取得は7年以上の左官実務と実技テストがあるそうです。

それにしても5年か異郷の地で独身女性が左官屋修行をしながら学校に通って本を出版するなんて本気ですね。

左官修行のお給料がどれくらいあるのか知りませんが、老後の生活資金は、将来の住処は、家族の生活などを心配して生きてきた自分から見れば、今やりたい事をどんどんやる生き方が羨ましい。

やりたい事をやる人生と、やらなければいけないからやる人生。やった方が得するからやる人生。楽しいと安心のどちらを選択するか。

せめて50代からは「今やりたい事をやる」姿勢を見習っていかないと、いつまでも将来のために今を我慢する人生を送ることになると思いました。