teinenchallenge’s blog

普通のサラリーマンが充実した定年後を目指します

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

文明としての江戸システム

安藤広重 「文明としての江戸システム」鬼頭 宏 先生 講談社 読書感想文です。頭のいい大学教授が長年専門に研究して書いた本はやっぱり素晴らしいです。定年後に手元に置いて3カ月くらいかけて読み込んで勉強したいくらいです。 第一章の最初の数ページから…

素顔の西郷隆盛

「素顔の西郷隆盛」磯田 道史氏 新潮社 磯田先生の本が読みたかったので、興味のない西郷隆盛の伝記を読みました。 本当に西郷に興味があるなら、著者が参考にした本「西郷隆盛詳傳」村井弦斎を読めばもっと詳細な内容がわかりそうです。 詳傳自体が現在から…

靖国神社と北の丸

田安門 四ツ谷駅で降りて外堀沿いに市ヶ谷まで歩きます。 四谷桝形石垣の説明版を読む。 熊本藩細川家記録によると、寛永の外濠普請で伊豆半島から1万3千石が運び出されたそうです。 細川家といえば品川に広大な屋敷を構え、赤穂浪士切腹の介添を自藩で出せ…

一石橋迷子知らせ石標

今日の散歩は常磐橋近くの一石橋から。 現在の一石橋は平成だが親柱のみは大正11年のものが残っている。 橋のたもとにあった幕府金座御用の後藤庄三郎と同じく呉服御用所の後藤縫殿助の五斗を足して1石にしたとの事。 しかし呉服だから縫殿とはわかり易い。 …

父の死①

土曜日の散歩中に関西に住む母から携帯に電話があり「あのね、お父さんが亡くなったの」と告げられました。 父は高血圧でしたがそれ以外は病気もなく、前日まで普通に生活していたとの事。 前夜、動悸がするといって母の不整脈の薬を飲んで寝たそうです。 翌…

カラー版 江戸の家計簿

著者:磯田道史 カラー版 江戸の家計簿 宝島新書 この本を読むのに一番重要な事は「前書き」と「この本で使う基準」のページです。 この本に記載されている1両を「現在の価値」には以下の2つがあるとの事。 1両をお米の価値で現代に換算すると6万円。労働の…

「世界!ニッポン行きたい人応援団」

「世界!ニッポン行きたい人応援団」 2021年2月1日 何となくTVを見ていると、日本の文化に触れる外国人の番組をやっていた。 途中から視聴して最後までみていませんが、最近よくあるタイプの番組ですね。 ニッポンに住んで5年のエミリーさんは左官職人として…

慶喜の趣味

慶喜狩猟写真 まだまだ徳川慶喜に凝ってます。 慶喜は32歳で静岡隠居を開始し、その後20年以上静岡で隠居生活をしています。 政治的な発言や行動をすると明治政府から目をつけられるので、政治に全く関係ない趣味に没頭しています。 隠居と言っても使用人な…

磯田 道史 先生

国際日本文化研究センターHPより 磯田道史先生 最近TVでよく拝見します。 偶然ネットで見たのですが、ご実家が鴨方藩の重臣の子孫で、ご自宅に当時の古文書があったそうです。 小学生の頃から地域の石仏の拓本採集が趣味で友達から「オジン」と呼ばれたら…