teinenchallenge’s blog

普通のサラリーマンが充実した定年後を目指します

格差は心を壊す

 

この本は名著だが、情報量が多すぎて感想を書くレベルまで読みこなせなかった。

欧米の学者が書く本はボリュームが多くて読みにくい。

また、引用が多く、宗教や欧米の本やニュースを引用することも多いためそれを調べていると時間が足りなくなる。

取り敢えず備忘録としてアップしたが、何度か読み返さないと消化できないだろう。

まずは自分の孤独な老後にどう生かすかの観点で読んでみた。

 

格差が大きい社会は健康に悪影響になる。

・平均寿命が短い。(アメリカの白人)

精神疾患になるリスクが高い

アルコール依存症になりやすい

・加齢により血圧が上がる

これは国別データもあるが、米国内の州単位の格差と健康データでも明らかに相関している。

また、国別で見れば世界でも日本が一番格差が小さく、健康である。

この相関関係は世界中で300を超える論文で実証されているという。

日本に住んでいると気が付かないし、非正規雇用や女性の不利益、学歴、職業格差が広がっているニュースばかり目にする。

そんな日本でも世界でトップクラスの平等社会であることに驚く。

これから日本は格差が広がり、世代を超えて格差が固定化されるという予測を聞くと将来は精神疾患アルコール依存症が増えるだろう。

格差とは、所得、教育、職業、身分など。定年後は貯蓄や知性はカバーでいるが職業と身分はなくなる。

つまり一層不安定になる。

例えば、職場に適応できた人は出世して、不適応な人は所得も身分も低い。しかし適応は先天的な才能かもしれない。

所得や社会的地位は本人の能力次第、努力次第、変動するもの。だから人間の価値を測る指標になると考えられている。

なので所得や社会的地位を気にする。

所得は生活できる金額かどうかは関係ない。その人の価値を図る指標なので、上限はないし、1千万の年収の人は2千万の人より価値が低いと感じる。

また、格差の少ない日本人と、格差が大きいアメリカ人で同じ1千万円の所得なら日本人の方が不安が少ない。つまり日本に生まれただけで不安が少ないという

アドバンテッジがあるのではないか。そうだとすれば、格差が大きい東京でなく地方の方が不安を感じないのではないか。

格差により不安を感じるという理屈は、アドラー心理学による人間は劣等感の生き物であるとの説に繋がる。

著者で早稲田大学教授の橋本健二氏は、東京23区を町丁目にまで細分化して所得水準に着目し、地域格差の実相を明らかにした。

「一人当たりの課税対象所得額で比較すると、格差がはっきりします。所得がもっとも高かったのは港区(平均593.5万円、2015年)で、もっとも低かった足立区(156.8万円、同年)の3.79倍と約4倍に達しています。この差は、都道府県別で見た場合の東京都(1位)と沖縄県(47位)の所得差、2.37倍(同年)より大きい」(橋本教授、以下同)

 1975年の時点では、トップの千代田区と最下位の足立区の所得水準の差は2.3倍だった。だが、2000年代から都心の中央・港区などが大幅な増加に転じ、その一方で、東部の足立・葛飾荒川区で低下が始まり、2008年のリーマンショックで足踏みしたものの、再び格差が広がっている。

 コロナがこうした23区内の格差拡大に拍車をかけることになる。

 橋本教授が今年の1~2月にインターネット調査を実施したところ、2019年と2020年の世帯収入の増減は、「山の手」ではマイナス3.4%に対し、「下町」ではマイナス6%と、約2倍所得が下がったという結果が出た。コロナは下町により大きな打撃を与え、格差拡大を助長したという。

幸福度ランキングは格差が少ない事が理由か?

アメリカでは1950年代の精神病の子供と。1980年代の平均的子供の不安感は同じレベルになっている。

経済成長は空前の物質的豊かさをもたらした。昔の貴族なみの生活をして居る私達。

夏に冷たいビール、アイス、クーラー、冬にお風呂、テレビ、映画。飢える事や寒いことはない。虫歯や眼鏡もある。

しかし不安は昔より増えている。不安の理由は物質ではなく、他社との比較にある。

他者と比べない。

貰っている給料で欲しいものが買えないのではない。必要以上にお金が欲しいのは健康な食事や快適な洋服ではない。

無駄に高価な時計や車、広い家など他人からどう見られたいかという欲望を満たす。

評価社会と能力主義、他人からどう見られるかが、どう評価されるかになり、収入に直結する。

他人の発言に過剰に反応したり、怒りっぽい。人間に対する被害妄想。

友情の価値は1,200万円。人間関係が良好でないと、水膨れの回復が遅く、ウィルスを投与すると

風邪になるリスクが4倍高い。

年収が0円になっても友人が出来れば、実質的に年収はアップ。定年後友人ができれば年収1200万円稼いだと同じ。

貯金が1億2千万円あっても友人のいない10年で損失する。

極めて軽度なストレスでも長年で免疫や循環器疾病、老化が加速する。

村民と同じ食事のシスターは高齢でも血圧が上がらない。仕事場や家庭でストレスを感じない工夫をしよう。

人生の楽しみとして友人としゃべり、冗談を言う事に勝るものはない。私はどこに行けば冗談が言えるか。

友人、社会参加、ボランティアが大きな幸福感になる。どこに行けば「友人」がいるか。

社会参加とは・・ストレスが少ない労働。 ボランティアは、子供や動物の世話。

「他人が信頼できる」「組織に所属している」「アイデンティティがある」

会社をなぜやめたい→

会社を辞めて何をする→

会社を辞めると組織、人間関係、収入、日中は何をする?家にいる?

嫌な会社で継続雇用か、バイトか嫌なものの選択。

都築響一「独居老人スタイル」に出てくる老人の多くはあばら家にすみ、

年生活費200万円程度の人ばかり。

雨漏りがして一部屋しか使えない。床が傾いて下敷きを置いた冷蔵庫。

ビニールを張って冷房を維持、冬は炬燵で寝る。

一部に雑貨店やスナック自営業もいるが収入は知れているだろう。

多くは売れない芸術家。絵描き、流し、舞踊家、写真家、パフォーマーなど。

何十年も独りで売れない絵を描き続けている。他人との接触は少なく、誰かと比較して気に病む環境にはない。

貧乏を嘆く事もなく、若い頃やりたかったことを惰性で進歩もなく同じようにやり続けている。

儲からなくとも自分が何かに満たされるために創作活動を続けている事で不安を消せるなら、

自分もブログやYouTubeで創作活動を続けるのはどうだろうか。

お金はかからないし、発表会を開かなくとも誰かに見て貰える可能性があるのでやる気になれる。

橘玲。高校時代、タバコで停学中に父親のロシア文学全集を読んだ。翻訳でこれほど面白いなら、ロシア語で読めば最も白いだろう。

当時ロシア語学科があったのは早稲田のみだったので早稲田に行った。ところが原文で読んでもさほど面白くない。

就職活動もせず、年が明けて求人広告を見て小さな出版社に入社。宝島30の編集などもやった。

 

自分にとって役立つ情報

P88

ストレスホルモンのコルチゾールの増減でストレスを計測している。

マネジメントは管理対象や直接報告者が増え、権限が増加するほどコルチゾールや不安が低下している。

ラインオフにより社内の序列が低下する事でストレスや不安が増加することが予測される。

また、定年後は社会の中でなにもしないと社会全体の中での序列が低下する事を意味すると思われる。

イギリスの調査では、精神的苦痛、不安に影響するのは所得の高低ではなく、序列だった。

多少所得が多くても、社内で昇進していないとか、社会的に低くみられる職業だと不安や苦痛がある。

アメリカの調査。長期的なうつ病調査。絶対的所得でなく、所得分布のどのランクかが問題。

例えば、日本と中国で同じ年収1千万円の所得がある場合。日本では上から20%目、中国では上から5%目。

そうすると中国の人の方が、精神的苦痛、不安、精神病、加齢が進む、自殺の確率が数分の一になる。

脂質異常、血圧、血糖値にも影響していた。

しかし、上位5%と上位30%の間の格差が大きくなれば比例して全体の満足度が低下する。

何と上位5%の人の満足度まで低下してしまう。

東大で真ん中の成績より、明治で1位になるという事。

上場企業の真ん中でなく、中小企業の社長を目指せ。

HLの課長でなく、老人サークルの会長を目指せ。

子供の精神疾患に及ぼす影響(自尊心、生活満足度)について。①家族の絶対所得 ②地域の相対所得。

②の方が影響が大きい。これは貧乏な地域でも裕福な地域でも関係なく同じ。

ここで矛盾がある。日本は格差が少ないが、子供の自尊心が最低。

うつ病は農村より都市部で多い。格差が多きいため。農村では仕事を比較されることが少ない。

格差が大きい国ではなぜ精神病が増えるのか。研究者は、社会的絆が低下する。社会階層の区別が厳しくなるとしているが

これはちょっと理解できない。具体的にどういう事だろうか。

農村では長い時間をかけて固定化した村民が相互に理解をし、その階層が固定化している。

都市部では価値観が変化し、能力によって階層が入れ替わり、短期間の外見で他人から評価されるため、常に良く知らない他人と生活する

そのため外見や学歴などで評価さえ、失敗すると他人からの評価を下げられる不安がある。

格差が大きい→格差を維持したい、ランクダウンが怖い→他人に負けないよう頑張る→思いやりのない社会。

著者は対策として、共同組合、社員持株会社を提案する。株主や高額な報酬を得る役員に搾取されている事が問題。

役員と工場労働者の年収に100倍の差があれば、工場労働者が自分には1%しか価値がない。と感じる会社になる。

英国OXFの調査。所得格差の大きい国ほど、金持ちも貧乏人も、近所の住民や高齢者、障碍者、病人に手助けしない。

市民活動への参加率も低い(娯楽、政治、宗教、)

不平等が大きいと人々は他者からの評価にストレスを感じるため、参加しなくなる。

「他人から評価されることはストレスだ」

都市ではサラリーマンが多い。サラリーマンは評価される生活。一方、都市生活自体は自由で多様な価値観があり人口も多いので

生活それ自体は評価されない。

山奥にポツンと一軒家で生活すれば、誰からも評価されずにストレスフリーになる。

社会的序列とは、所得、資産、職業、学歴など。

所得や職業は比較的変動し、獲得したり失ったりするものが大きい。

判別が簡単なので、人間の価値を図る明確な指標になっている。

つまり、「お金持ち」=「能力が高い」=「人間の価値が高い」

つまりお金=人間の価値。

★給料に対する満足度について

給料の絶対額ではなく、その給料で欲しいものが十分に購入できるかどうかではなく。

他人と比較して高いか安いかによって決まる。

★他者から疎外されていると感じている人は自信を持つ事はない

★友人の数が多いと気持ち良いし、自信も湧いてくる

★友達とおしゃべりして冗談を言う事に勝る人生はない

★幸福感は友人、家族、社会参加、ボランティアからもたらされる→成長は?

良好な人間関係や信頼感、触れ合いが幸福には必要なのに、先進国では他人と接触するのを

面倒に感じる人が増えているのは不思議だ。原因は他人の評価、比較される事に不安と恐怖などストレスを感じるから。

人間は社会的動物。人は似たような境遇の中から友人を選ぶ。平等で価値観が同じなら安心して付き合える。

貴族は貧民の苦しみに興味がない。大金持ちも貧民の苦しみに興味がない。

一方、現代の営利企業ダイバーシティを重視し、多様な価値観を受け入れようとしている。これは人間の本能に逆らう事か。

3年11か月後に目指す生き方。平等で社会的序列の無い場所、友人が多い、1か所に依存せず数か所に所属する事。

他人から評価されない事。

人類が生きた期間の90%は平等な社会であったと文化人類学者が証拠を示している。逆に、横柄な人は組織的に無視して排斥した。

狩猟能力の高い人は、尊敬はされたが支配は許されなかった。

12世紀ころまではプライバシーは無かった。同じ建物に全員が雑魚寝していた。

都市部では私たちは殆ど初対面の人たちと生活する。

通勤電車の隣の人、スーパーのレジ員、道ですれ違う人、仕事でメールする他部署の職員、マンションの清掃員、

自分の家の新聞配達、宅配便。銀行の窓口どころかデジタルで完了する。

近所の病院の医師。

アイデンティティの変化。昔は長い時間をかけて理解しあった地域住民や、習熟した職業スキルと顧客、文化によってアイデンティティ

形成された。しかし現代は地域社会のアイデンティティを失った。

一時的な気まぐれで激しく入れ替わる価値観に合わせて、その時その時で評価されるよう努力する。そしてそのために稼いだお金の殆どを使う。

実力主義能力主義=学歴。小学生から順位付けされ、刷り込まれる価値観。

フランスの社会学者。ピエール・プルデユーは「distinction」で、自分の地位をアピールするために車、服、家、趣味、書籍、レストランに多くのお金を使っている。

100分で名著

なぜ「格差」や「階級」は生まれ、どのようなメカニズムで機能し続けているのか? この大きな疑問に回答をもたらそうとした名著があります。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」。20世紀でもっとも重要な社会学の書10冊にも選ばれた名著です。階級や格差は単に経済的な要因だけから生まれるわけではありません。社会的存在である人間に常に働いている「卓越化(ディスタンクシオン)」によってもたらされる熾烈な闘争の中から必然的に生まれてくるといいます。番組では、この名著を読解することを通して、知られざる階級社会の原因を鋭く見通すとともに、「趣味」と「階級」の意外な関係を明らかにしていきます。

 

フランス南西部で郵便局員の息子として生まれたブルデューは、まさに階級社会の底辺に出自があるといえます。彼は、エリート校に進学した際、周囲に上流階級の子弟が圧倒的に多いことに愕然とします。格差社会の現実を目の当たりにしたのです。彼は自らが直面したこの現実を、いわば「学問の種」にして、フランスという国に深く根を張っている「階級現象」に鋭くメスを入れることを決意しました。その集大成が「ディスタンクシオン」です。

 

ブルデューは自らの理論によって、相続されるのは経済的な財産だけではないことを明らかにしました。私たちは、生み落とされたそのときから、家族の中で、身振りや言葉遣い、趣味、教養といった、体に刻み込まれていく文化能力をも相続していきます。そのように相続されたものを「文化資本」と呼びます。文化資本は、蓄積することで学歴や社会的地位、経済資本へと変換可能になり、大きな利益を生みます。文化資本の多寡は、自らが属する社会的階層によってあらかじめ決定づけられ、格差を生み出していく要因になっていきます。にもかかわらず「努力によって獲得されたもの」と誤認されることで巧妙に隠蔽されます。文化は、人々の行為を規定するものとして、社会の隅々まで力を及ぼしているのです。

 

番組では、ブルデューに大きな影響を受けたという社会学者・岸政彦さんを指南役に招き、難解とされる「ディスタンクシオン」を現代の視点から読解、「趣味」と「階級」がいかに密接につながっているかを明らかにするとともに、私たちが直面している「階級社会」のありようを暴いていきます。

ブルデューによれば、人々は他者よりも少しでも優位に立とうという「卓越化」を目指して無意識裡に闘争し合っているという。いわば、人々は、自分たちの好き嫌いや趣味を互いに押し付けあっているといってもよい。この闘争をブルデューは「象徴闘争」と名付け、そのプロセスを克明に記述していく。その闘争の場を「界」と呼ぶブルデューは、この「界」のメカニズムを明らかにすることで、社会の巧妙なしくみが浮かび上がってくるという。第二回は、「界」のメカニズムを解き明かすことで、私たちが「趣味」を通して何を行っているかを明らかにする。

P136

ポール・ピフの調査。

高級車ほど歩行者や他の車への割り込みや停止しない。

上流階級ほど下層階級に比べて、率直に言って私は他人より優れていると回答する。

しかし著者は、1%の貯金金利でお金を集めて、16%で融資して、その差額の殆どを自分の役員報酬として受け取る金融機関のCEO

が他人より優れているとは言えないと書いている。

また、合理的に考えればいつか紙屑になる住宅再建を他人に売りつけて、損害を保険でカバーするような道義心のないビジネスマンも同じだ。

そして、リーマンショック前のアメリカ産業界の役員報酬の4割は金融機関で占められていた。

他の実験。他人にうそをつく、ゲームでごまかしをする、就職面接でうそをつく、隣の実験室の子供のお菓子を食べるのも

上流階級の方が高い率。

チンパンジーボノボでも、動けない仲間に水を飲ませるなど共感力がある。

仲間が興奮したり恐怖を感じれば、同様に感じる。

しかし人間社会の格差が広がると共感できなくなる。

所得格差は社会を階層化し、分断する。社会的地位のメリットを際立たせる。

出世競争を激しくする。社会全体に広がる地位への執着と軽蔑を生み出す。

(封建国家や独裁国家を除いた民主主義)では所得格差は歴史的水準まで高まっている。

フェデリカ・デュラントの研究。

人はなぜ不平等を見逃すのか。

「金持ちは利己的で卑劣だが、有能で経済発展に貢献している」

「貧困者は能力がなく失敗したが、思いやりがある」

こうしたレッテルにより現状を受け入れている。

平等な国ほど人助けに熱心。高齢者を助けたい!スエーデン85%。イギリス53%

移民支援スエーデン68%、イギリス14%

社会一般の利益や私的利益のためではなく、自分自身の道義的義務感が理由で移民を指示している。

結局合理的判断ではなく、感情で判断している。

共感できるかどうか。私が漁師町や農村で共感を持ったり持たれたれたりできない。

サラリーマン定年者が多く存在するのは都市近郊部だと思う。練馬、所沢、千葉、埼玉あたり。

山手線内部の高級住宅街には普通のサラリーマンはいない。

格差が大きい競争社会を生き抜くには他人への共感を排除して出世競争にまい進する事が

唯一の生き残る方法であるとの強迫観念が形成される。社会的階層を上下する事で軽蔑や羨望が

生まれ、それを感じる事は幸せにマイナスになる。

「共感」は他人との交流や安心、幸福の源だ。

共感があれば人間関係、家庭、近所、国際紛争は解決する。

P152 ブルース・アレクサンダー

市場経済こそが社会の団結を破壊している。

★失業、疎外感、孤立感に適応するため中毒になる

★身の置き場がない、排除されている、良好な社会から切り離されている、自分に満足できない

★経済人とは環境破壊や格差拡大の観点では社会を壊す、反社会的概念だと言う。

市場経済に問題はあるが、市場経済よりマシな体制はみつかってない。

本書で提案される協同組合が資本主義より支持されていると思えない。

現在のG7が享受しているレベルの物質的豊かさは限界に達している。これ物質的に豊かさが増えても幸福度は増えない。

これ以上物質的豊かさを追求すれば、環境破壊や格差拡大のデメリットの方が大きくなる。

格差は心を壊す