teinenchallenge’s blog

普通のサラリーマンが充実した定年後を目指します

吉原

吉原 最近朝日新聞東京地域版に広重の絵が連載されています。吉原日本堤を見て現地に行ってみたくなりました。交通費節約と歩数稼ぎのため、春日駅からアプローチしました。 駅をでて西片交差点から北東に向かって清水谷を歩きます。台地は福山藩阿部家中屋…

墨田川堤

墨田川堤 長命寺の思い出は何といっても桜餅。1個約300円とお高い。6個入り一箱を注文すると時間がかかっている。注文してから箱に入れているのでしょう。御餅は鮮度と水分が大切です。宮崎県の高岡にある長餅は午前中で売り切れるほどの人気で、購入してす…

戸山公園

戸山公園 江戸切絵図より 今日は徳川家斉が戸山山荘に御成りになる気分を味わいます。 江戸城から牛込御門を出て神楽坂をとおり、穴神社で休憩してから戸山山荘に入る早稲田通りがルートだったそうです。神楽坂は江戸大火で麹町から神楽坂に移設された善國寺…

四ツ谷内藤新宿

四ツ谷内藤新宿 ・この絵が発表された直後、広重が日本橋の床屋へいったところ、客達が口々に 「今度出た内藤新宿の馬の尻なんざーうめえもんだ。」と、しきりに誉めていた。余りの誉めようにすっかり照れた広重は逃げるように出て行ったという。当時江戸中…

東京微地形神田川

神田川桜 明日以降☂予報なので花見を兼ねた地形の勉強に行きました。 神田川沿いは今が桜盛。 今回のルート:高田馬場~のぞき坂~胸突坂~旧田中角栄邸~雑司ヶ谷鬼子母神~椿山荘ホテル~鳩山会館~江戸川橋~肥後細川庭園~戸山公園 3万8千歩かかりました…

東京の微地形の秘密 緊急事態宣言最後の今日の天気予報は「春の嵐」との事でステイホーム。 「東京の微地形の秘密」内田 宗治 さんの本を見て脳内散歩します。 私にとってはこの本は三ツ星です。 P36と41を見比べれば日比谷入り江が良くわかります。 江戸時…

開花確認

靖国神社神池庭園 本日の目的 ・靖国神社の桜開花確認・千鳥ヶ淵への分水嶺確認 ルート 四ツ谷駅~市ヶ谷駅~東郷公園~千鳥ヶ淵緑道~靖国神社~九段下~日本橋川沿いを遡上して三崎橋~四ツ谷。 今回は「水が教えてくれる東京の微地形の秘密」という本で地…

島津斉彬のすべて

島津斉彬のすべて お由羅ら騒動とは愛妾の子を藩主にしたい斉興とお由羅を支持する一派が起こした不祥事というイメージでした。しかし、藩の財政問題が最大の原因だと知りました。 薩摩藩の借金の推移1810年代 100万両1827年 500万両と借金が膨張していた182…

文明としての江戸システム③

南鐐二朱銀 高校教科書より 「同じ規格、品質で全国に通用する貨幣は家康の慶長金銀が初めてとされる」 「丁銀や板銀など秤量貨幣を鋳造」 「全国10か所で寛永通宝を大量に鋳造するなどして金・銀・銭の3貨が行き渡る。 成程、物の交換比率が決まっていなけ…

文明としての江戸システム②

湯舟沢村宗門人別改帳 「文明としての江戸システム」鬼頭 宏 先生 講談社 この本の読書感想文は難しいです、気軽な読書感想ブログとしては荷が重く、本の内容と齟齬があったらご容赦ください。 できれば本を読んでいただきたいです。 データや表、グラフを言…

文明としての江戸システム

安藤広重 「文明としての江戸システム」鬼頭 宏 先生 講談社 読書感想文です。頭のいい大学教授が長年専門に研究して書いた本はやっぱり素晴らしいです。定年後に手元に置いて3カ月くらいかけて読み込んで勉強したいくらいです。 第一章の最初の数ページから…

素顔の西郷隆盛

「素顔の西郷隆盛」磯田 道史氏 新潮社 磯田先生の本が読みたかったので、興味のない西郷隆盛の伝記を読みました。 本当に西郷に興味があるなら、著者が参考にした本「西郷隆盛詳傳」村井弦斎を読めばもっと詳細な内容がわかりそうです。 詳傳自体が現在から…

靖国神社と北の丸

田安門 四ツ谷駅で降りて外堀沿いに市ヶ谷まで歩きます。 四谷桝形石垣の説明版を読む。 熊本藩細川家記録によると、寛永の外濠普請で伊豆半島から1万3千石が運び出されたそうです。 細川家といえば品川に広大な屋敷を構え、赤穂浪士切腹の介添を自藩で出せ…

一石橋迷子知らせ石標

今日の散歩は常磐橋近くの一石橋から。 現在の一石橋は平成だが親柱のみは大正11年のものが残っている。 橋のたもとにあった幕府金座御用の後藤庄三郎と同じく呉服御用所の後藤縫殿助の五斗を足して1石にしたとの事。 しかし呉服だから縫殿とはわかり易い。 …

父の死①

土曜日の散歩中に関西に住む母から携帯に電話があり「あのね、お父さんが亡くなったの」と告げられました。 父は高血圧でしたがそれ以外は病気もなく、前日まで普通に生活していたとの事。 前夜、動悸がするといって母の不整脈の薬を飲んで寝たそうです。 翌…

カラー版 江戸の家計簿

著者:磯田道史 カラー版 江戸の家計簿 宝島新書 この本を読むのに一番重要な事は「前書き」と「この本で使う基準」のページです。 この本に記載されている1両を「現在の価値」には以下の2つがあるとの事。 1両をお米の価値で現代に換算すると6万円。労働の…

「世界!ニッポン行きたい人応援団」

「世界!ニッポン行きたい人応援団」 2021年2月1日 何となくTVを見ていると、日本の文化に触れる外国人の番組をやっていた。 途中から視聴して最後までみていませんが、最近よくあるタイプの番組ですね。 ニッポンに住んで5年のエミリーさんは左官職人として…

慶喜の趣味

慶喜狩猟写真 まだまだ徳川慶喜に凝ってます。 慶喜は32歳で静岡隠居を開始し、その後20年以上静岡で隠居生活をしています。 政治的な発言や行動をすると明治政府から目をつけられるので、政治に全く関係ない趣味に没頭しています。 隠居と言っても使用人な…

磯田 道史 先生

国際日本文化研究センターHPより 磯田道史先生 最近TVでよく拝見します。 偶然ネットで見たのですが、ご実家が鴨方藩の重臣の子孫で、ご自宅に当時の古文書があったそうです。 小学生の頃から地域の石仏の拓本採集が趣味で友達から「オジン」と呼ばれたら…

有給の或る日

都内本格的雪 本日都内で本格的にボタ雪です。 コロナで外出自粛で寒いところに雪となります。 家にいるしかなく、コメントもボタ雪のように湿りがち。 今日は有給取得で家にいます。 働き方改革で有給が増えて、コロナで在宅勤務が増えて、緊急事態宣言で家…

明治維新から見た慶喜について

明治維新 この本もとてもわかり易くてさすが吉川弘文館さんだと思います。 何度も読み返す価値あり。 内容が濃くて感想文書ききれないので、前半の慶喜に関連する部分だけの感想です。 一口に幕府といっても、開国派も攘夷派もいるし、各藩や朝廷でも同じ状…

徳川慶喜と渋沢栄一

慶喜 本とブログの内容は関係ありません。 表紙絵が綺麗だったので掲載しているだけです。 ネットで情報収集しました! NHKの大河ドラマ予定の渋沢栄一を知ろうと読みま始めましたが、 成功した経済人の渋沢より、将軍から趣味人になった慶喜の方が 定年後の…

「CGで蘇る江戸庶民の暮らし」

七味唐辛子 「CGで蘇る江戸庶民の暮らし」学研 より 今回は本の表紙でなく内容の画像を添付します。 一目見て笑えませんか? これは江戸時代の唐辛子売りの長屋の再現CGです。 標準的な長屋の4畳半に唐辛子の張りぼて(180センチほど)が存在感あり。 江戸で…

江戸の暮らし事典

江戸の暮らし事典 江戸時代の初ガツオは10万円! 江戸時代の高級魚は「初ガツオ」。 時代によっては一本1両したそうです。 江戸時代は約260年なので物価も変動しているため、そんな時代もあったという程度。 初ガツオシーズンになると某歌舞伎役者が2両で買…

家宣のミイラ

家宣のミイラが存在していた。 長谷 章久さんの「江戸・東京歴史物語」を片手に芝増上寺を訪ねた。 昭和33年に家宣の宝塔移転時に発掘したところ、家宣のミイラが見つかったとの事。 ・48歳で将軍に即位し50歳で死亡 ・父親の綱重の遺伝で猫背 ・細長い顔、…

水木しげるさん

組織に馴染めず悩んでいるあなたにひと時の勇気を与えてくれます。 私も金融機関につとめる平凡なサラリーマンで、組織に馴染めないタイプですが、 どうしても同じような職業の人としか付き合わないため視野狭窄になりがち。 この本で、平凡に金融機関で我慢…

史料を読み解く

1.庄屋の家族は絹、布、木綿等を着るが、脇百姓は木綿しか着てはいけない 1.百姓は衣類を紫や紅梅色に染めてはいけないし、模様をつけてはいけない。 1.百姓の食物は雑穀を主とし、むやみに米を食べてはいけない 1.乗り物は禁止 1.町に出てむやみ…

両国橋たもと

明暦の大火により江戸に火除地が作られ、その一つとして両国広小路に空間ができた。 江戸最大の盛り場となり、物売り、芸人、芝居小屋が集積していたようで、時代小説にもよく出てきますが、現在はその面影はありません。 両国広小路のすぐ北には、神田川の…

赤穂浪士

吉良邸跡 泉岳寺 12月14日出かけた泉岳寺。 偶然赤穂浪士の討ち入りの日でした! 因みに地元では赤穂義士と言うらしいです。 忠義の士を浪人扱いするのは失礼という事でしょうか。 コロナ禍の影響でお祭りが中止となり、早朝なので人影疎らな境内を見学しま…

回向院は江戸の歴史

回向院は江戸の歴史 江戸っ子の皆さんには回向院の説明は無駄でしょう。 でも地方出身者で東京に住むことになった私のような人には新鮮な知識でした。 これは本とかネットで調べて書いてます。 写真は自分で撮影しました。 明暦の大火で3万~10万人が死亡し…